「書寫」〜敬啟,400公里遠的你

「write」〜Dear you 400km away〜/

日本 / japan

海老原耀 / EBIHARA Akira

東京都王子的舊紙廠工廠遺跡與宮城縣石卷的製紙工程廠,遠離400km的兩地,曾經為運輸紙的貨物列車而連結,但因東日本大地震而斷裂。從震災至今10年,相隔400km的災區以及非災區之間對震災的意識也產生了落差。災區到此為止還沒恢復,在東京,好像已完畢重建的態度下,新的開發如此進行中。以往為了運輸紙而連結的貨物列車的路線,依它的「起點」及「終點」為設計基地,快被遺忘的東日本大地災,在東京作為石卷震災紀念館,在石卷迎接來自東京的民眾的MICE設施,場所反轉的手法,讓兩地重新連結。就像造紙廠的機能道地區間的書信往返,明信片一般的屋頂一邊是整齊排列、一邊是散落飛舞的樣子的108封信,在兩端創造出了建築空間。

 

 

東京都王子の旧製紙工場跡と宮城県石巻の製紙工場は紙を運ぶ貨物線で繋がれていたが、東日本大地震をキッカケに途切れてしまった。震災から10年が経った今、400km離れた被災地と非被災地には震災意識の格差が生じてしまった。被災地は未だ復興が終わらずにいる中、東京都心では復興が終わったことのように開発が進む。かつて繋がれていた紙の貨物線路の「始まり」と「終わり」を設計敷地とし、忘れ去られつつある東日本大震災の記憶を、東京では石巻の震災ミュージアム、石巻では東京の人々を招くMICE施設として、場を反転する様に建築を作ることで、両地域を結び直す。製紙工場という機能から、地域間の手紙のやり取りのように、ハガキのようなルーフが片や整然と、片や舞い散る様に、108枚の手紙が双方に建築空間を作り出す。

 

The former paper mill in Oji, Tokyo, and the paper mill in Ishinomaki, Miyagi Prefecture, were connected by a freight line carrying paper. In order to reconnect the two regions, the architecture is designed to reverse their places, with Tokyo serving as a museum of the earthquake in Ishinomaki and Ishinomaki serving as a MICE facility inviting people from Tokyo. The function of the paper mill is to create an architectural space for both sides, like the exchange of letters between the regions, with 108 letters neatly arranged on one side and scattered on the other.

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